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┣Q 一度ドカ食いをしてしまったら、ダイエットは失敗? ┣Q 基礎代謝量を上げることはできますか? ┣Q リバウンドを繰り返すと太りやすくなるって本当? ┣Q 体重が落ちなくなったら、さらに食事制限が必要? ┣Q 同じものでも寝る前に食べると太りやすいって本当? ┣Q 中年になるとやせにくくなるって本当? ┣Q 妊娠中のダイエットは厳禁?
Q 一度ドカ食いをしてしまったら、ダイエットは失敗?
A ダイエットは長期戦。たった一度の失敗なんてきにしないで
ドカ食いはしないことにこしたことはありません。原則的にはうまく食欲をコントロールして続けてほしいですが、せっかく何日も自分をコントロールしてきたのに、たった一度の失敗でもうダメだと挫折し、やけになって反動でさらに食べてしまう…という悪循環に陥ってしまうことのほうが心配です。ほんのわずかな過ちのためにそこまでの間に成し遂げた成果を棒に振ってしまってはあまりにももったいない。一度や二度の失敗はどうってことありません。またがんばろう、と大きく構えていたほうがいいですよ。 ダイエットは長期戦です。その間に何度も挫折や失敗はあるでしょう。それでもまた気を取り直し、長い間かけて少しずつ自分の生活習慣を変えていく、そんな風に長い目で見る余裕が必要です。完璧主義的な「絶対」「決して」「〜してはいけない」という考え方をするのはじつはダイエットに向いていません。余裕を持ってとにかく長く続けることが大切なのです。
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Q リバウンドを繰り返すと太りやすくなるって本当?
A リバウンドは体脂肪率が増えやすくなるので、絶対避けたい
例えば、リンゴだけを食べるなど、カロリーを減らす急激なダイエットをすると、私たちの体は食べ物が確保できない飢餓状態だと判断し、いろいろな機能で体を守ろうとします。まず、中性脂肪を脂肪組織に取り込む酸素の働きが活発になり、脂肪がつきやすい体に変わってきます。苦しい食事制限をしても、1週間もしないうちに、体重は戻る、さらには元よりも増えてしまうという悲しい結果になってしまいます。 さらに怖いのは体重の変動と体脂肪率の変動は同じではないということです。脂肪の減らないダイエットは脂肪分以外の筋肉などが減るだけなので、体脂肪率は増えてしまいます。そしてリバウンドするときは体重増加分がそっくり脂肪となり、さらに体脂肪率が上がるという信じられないことが体の中で起こっているのです。リバウンドを繰り返すとかえって太りやすく、生活習慣病になりやすくなるといわれています。
Q 基礎代謝量を上げることはできますか?
A 軽めの運動を続けて行えば基礎代謝量をアップさせられます
基礎代謝量は普段の生活をしていく上で消費するエネルギー量のことで、間違った食生活や運動不足によってその数値が下がってしまいます。逆に軽めの運動を続けて行えば、数値を上げることもできます。 また、極端に食事を減らすと、基礎代謝量はぐっとさがってしまいます。これは防衛機能というもので、少ないエネルギーで自分の体を動かす方法を体が学んでしまうからです。そうなると大食いしなくても太ってしまうことになります。ほんの少ししか食べてないのに、なかなかやせない、少食なのにぽチャリとしているなど、心当たりのある人はいませんか?もしかしたら、基礎代謝量が低いのかもしれません。 さらに、基礎代謝量は20代前半をピークに年齢と共に徐々に低下していきます。運動もせずにそのままの生活を続けていると、ますます退社が低下して、中年太りの原因になります。規則正しい生活と食事、適度な運動を行っていれば,基礎代謝量は年齢の標準値から落ち込むことはありません。
Q 体重が落ちなくなったら、さらに食事制限が必要?
A ムリに食事制限をするのは危険。気にしないで適度な運動を
ダイエットを始めて数週間後に誰もが経験する停滞期。でも、ここでさらに厳しい食事制限をすることは体にとってとっても危険です。この時期は、体重には何にも変化が見られないかもしれませんが、体の内部では少なくなった摂取カロリーに対応すべくさまざまな変化が起きているのです。摂取カロリーをさらに減らすのは体にとってよくないばかりでなく、その少ない摂取に対応するような「やせにくく、リバウンドしやすい体質」を招きかねません。 ここでムリに食事を減らすのではなく、むしろからだを鍛え、筋肉が衰えないように、エネルギーを消費しやすい体を作ることのほうが大切なのです。この時期は数字の細かい変化は気にせず、体の内部の変化を意識しながら、消費エネルギーを増やす運動をがんばってみては。気分転換にもなり、ダイエットを長く続ける励みにもなりますし、やせやすい体になるので意外にすんなり停滞期から抜け出ることができますよ。
Q 同じものでも寝る前に食べると太りやすいって本当?
A 夜は脂肪合成が活発になるので、本当に太りやすくなるので要注意
寝る前は運動量が少なく、摂取したエネルギーの消費がしにくい上、夜は副交感神経の脂肪合成が活発になるので、夜食ほど太りやすいものはありません。脂肪を減らしたいなら寝る3時間前からなにも食べないこと。くちにするのは水やお茶、ブラックコーヒーなど、ノーカロリーのものだけにしましょう。理想的には朝昼晩の食事カロリーが均等なのがいいといわれています。でも、朝起き抜けに重い食事をとるのは難しいことです。それなら、朝昼晩を4対5対6ぐらいにして、無理のない範囲で夕食を軽くしていきましょう。
Q 中年になるとやせにくくなるって本当?
A 基礎代謝の低下で太りやすいかもしれませんが、減量もしやすいもです
これは中高年になってからのライフスタイルに問題があります。中年にさしかかると基礎代謝量は低下していくのに食事は若いときのままで、運動する機会は減る…、これではやせません。しかし、中年太りは脂肪細胞が大きくなる肥大性肥満なので、減量はしやすいといわれています。ライフスタイル全般を見直していけば、ちゃんと減量できますよ。
Q 妊娠中のダイエットは厳禁?
A 極端なダイエットは禁物ですが、太り過ぎない工夫を
妊娠中に極度な食事制限をしたり、激しい運動をすることは禁物でも、妊娠中太りすぎると、妊娠経過にもお産にもさまざまな影響を与えますので、動物性食品や糖分の取りすぎには気をつけて。一週間に500gを超えるほどの体重増加は要注意です。 一般に妊娠全期間中の体重増加量は8〜10sといわれていますが、妊娠前の体重によっても違ってきます。もともと太めの方はこれ以上に抑えることが必要となり、食事療法が必要になることも。妊娠の予定がある方は妊娠前から体型をコントロールするといいかもしれませんね。 産後の体重は、〜6ヶ月で戻るのが一般的とされています。しかし妊娠中に太りすぎた方、人工乳のみで育てている方は、体重復帰が悪いとされています。体調がよくなったら、ベビーカーをおして散歩するなど、日常生活に適度な運動を取り入れましょう。